藍は人類最古の染料とも言われ、世界各地で使われていました。日本語で昔の「インディゴ」は藍と言います。
日本にはおよそ1500年前に中国から経由して伝えられました。
藍が庶民の間で流通したのは約300年前の江戸時代で、衣類や寝具等日本人の身近な素材に使われました。
まず職人たちは藍の栄養となる材料を約1週間ほどかけて発酵させます。
そして作った藍液のなかで糸や布を染めては調整し、数日かけて染め上げます。
これが江戸時代から続く日本独自の藍染めの技法です。
1967年に世界で初めて芯白染色を可能にした「シート式連続染色機」を完成させました。
そして、上質な糸を大量かつ安価で作れるようになり、アメリカ製デニムと太刀打ちできる国産品をつくる道を開くことができました。
1977年には、ロープ染色機を独自開発しました。
オーガニックコットンの栽培。
社員の各家庭から生ごみを回収し「自立循環型」食品リサイクルループの実現。ボイラーを以前より効率化しました。
エコ染色技術によるエネルギーの削減と薬剤の低減による環境に配慮した取組を行っています。
2010年に4代目坂本量一がオーガニックの糸に対し、染色加工で大量の薬剤を使用していることを懸念していたことがきっかけで、環境に優しい染色方法を開発しました。